昭和元禄落語心中!?

~No Book, No Life !! ブッククロッシング(BookCrossing)したい本!!~
★読む目的 !
昭和元禄落語心中を楽しむ為に読む!
★INPUT
・落語を聞くことで養ったユーモアセンスを磨く
『ユーモアセンス』は優れたリーダーの必須条件。ビジネスエリートは『笑い』を大切なスキルとして捉え、実際のビジネスで活用している。『初対面でも笑いをとって相手の心を掴む』『険悪なムードを笑いで救ったことがある』『ふだんから話にオチをつけるよう工夫している』『厳しい会議で冗談をいって場を和ませた経験がる』などなど
・笑いの効果
ストレスがたまってイライラしているときは、いいアイデアが浮かばない。笑っていると血行が良くなり、新陳代謝が活発になって老化を防いでくれる。また、がんなどの体内の異物と戦ってくれる、ナチュラルキラー細胞が活性化し、免疫が上がる。笑っていると、怒り・不安・恐れといった心理的ストレスが和らぐ。
・落語とは『人間の業の肯定』
物欲、金銭欲、食欲、性欲、自己顕示欲といった欲まみれの人々が登場人物が、虚栄心や嫉妬心、怠け心、射幸心、意地っ張り、ずる賢さなどに突き動かされる。人間というものは、程度の差はあれそんなものなのだと笑い飛ばすところに、落語の神髄がある。
・可愛がられることが成功の近道
自分の正当性を主張して上司に勝ったところで、何も得るものはない。むしろ自分の夢や目標が遠ざかっていく。どれだけ叱られても怒鳴られても、師匠、師匠と懐き、一生懸命稽古をつけてもらい練習する実直な態度が、上司に可愛がられる。お世話になった人への感謝は忘れないこと。
・一流とそれ以外の差
厳しい時期を乗り越えて、大輪を咲かせることができる人、逆境に負けてしまう人。その差は『覚悟』の違いにある。一流の人は、どんなことでも自分の芸の肥しにしようとする『覚悟』がある。誰かのせいにしたり、運命を恨んだりせず、自分が置かれた状況を受け入れ、腐らず地道に努力できる人の下に幸運は訪れる。仕事で行き詰ったとき、それを受け入れる度量が必要。覚悟を決めれば迷いがなくなる。
★ウガンダの感想
R+さんから頂いた献本です!いつもありがとうございます!
落語が人の心を動かす秘密は、間によって生まれる『緊張と緩和』です。つまり『いないいない・・・ ばあ!!!』です!大事なことをいう直前に、一瞬沈黙をつくるだけでも効果はあります!落語は日本の伝統話術が詰まってますので、一度聴いて参考にしてみてはいかがですか!?
★一言で言うなら
『悩みは笑いで吹き飛ばせ!』
★OUTPUT
・型を身につける
落語は『起承転結』『序破急』『序論・本論・結論』の基本型に当てはまるものが多い。聴いているだけで、自然と論理的な構成力が養われる。
・部下への愛を持つ
褒めようが、叱ろうが、愛が根底にあれば部下には伝わる。多少の欠点があっても、態度が粗雑であっても、魅力がある人には部下はついていく。魅力とは、人柄、部下を思う気持ち、努力している姿勢。懐が深く、度量が広い。包容力があり、人として幅が広い。落語の世界を理解している人は、出来の悪い部下がいても決して排除せず『しょうがねえ与太郎だなぁ~。じゃあ・・・』と助け船を出す懐の深さがある。
・嫉妬を受けない3つのコツ
①嫌味なく褒める:変化を褒める。『今日の』○○は良かった!
②失敗談を話す:自慢話は喜ばれない。失敗談は場を和ませる!
③特に師匠や奥さんに怒られたことを過大に話す:自分以外の人の失敗談は話さないこと!
・マクラをビジネスに活かす
マクラとは本題に入る前のつかみ。観客に自然と落語の世界に入ってもらうために必要。
①時候・天候の挨拶→②客席の様子→③御礼→④これから話すことの概要
上手なマクラのコツは、話題になっていることと、自分が話したい内容を関連付けること。
誰もが興味をもつ話題から自然と本題に入る。
・『会話』形式でメリハリをつける
会話形式による一人芝居が、落語を臨場感あるものにしている。また、ディテールを意識して話すことで、臨場感が変わってくる。そして、オノマトペを活用することで、聞き手の頭の中にイメージが湧きリアリティも出る。その他、仕草で言葉の限界を補うことができる。
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